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ニャンサポ
0円
定価 36,000円
b-183
ニャンサポ
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Bead Art 掲載作品

アカンの分銅 1400〜1800年代 アフリカ
ドゴン 1700年代 オランダ?
アフリカンブラス

アカンはコートジボワール東部からガーナにかけて暮らす民族。
15世紀〜19世紀にかけて金の交易が行われていた時に
砂金を測る為につかわれていたのが、この真鍮製の分銅です。

ニャンサポとは、この結び目の形をした分銅の呼び名です。
知性の結び目という意味。
賢人だけが、砂金の入れ物の包みをほどいたり結んだりしたことからついた名前です。

後ろには、アフリカンブラスとドゴンを添えました。
真鍮線の端を1本だけ渦巻きにしました。
渦巻きは、「男と女」「大地の肥沃」を現すそう。



分銅には、結び目や渦巻きの他にも、様々な形、様々な文様が刻まれたものがあります。
その形や文様には意味があり、文字を持たなかったアカンの人々にとって、
この分銅は、ことわざなどを伝える手段の一つでした。
メッセージとして贈り物にされたり、神聖な力を持つと考えられお守りとして持ち歩いたり、
祭壇に祀られることもありました。
(「砂金交易の美しき遺産 AKAN GOLD WEIGHTS アフリカンデザイン アカンの分銅」を参考にしました)

全体は、真鍮の角線を組みました。



最初は道具として作られたもの。
でも装飾が加えられ、美と伝統を表すものになりました。
それは、用途をもった道具でありながらアートだと思います。



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