オールド・マザーオブパール
オールド・チベタンターコイズ
ヴィクトリアン・コーラル
古代瑪瑙
オールド・インドシード
ルドラクシャ（現行品）

お数珠からのイメージで・・・
古色がかったマザーオブパールは、チベットでマーラー（お数珠）として使われていたもの。
上品な飴色。
大きさもあります。（どんな貝から削り出されたのでしょう？）
お勧めのマザーオブパールです。

チベットのシルバー製の仏具の中に、マザーオブパールが使われているを見たことがあります。
海の無いチベット。海から来た貝は、真珠や珊瑚と同じように大切にされていたのだと思います。
（チベットの女性は、ターコイズや琥珀と共に、真珠や珊瑚をよく使っています。）



留め金には、小さなオールド・チベタンターコイズを。
ヴィクトリアン・コーラルと
古代瑪瑙（紀元前後・インダス以西、チベット文化の残るラダックにも伝わっています。）
など、現地でも好んで使われている素材をあわせました。

全体は、極小のルドラクシャ（菩提樹の実）と
オールド・インドシードを絹糸に通して仕上げています。
ルドラクシャは、新しいものです。
長くお使い頂くと、段々深い色に変化していきます。
長い時間が必要になると思いますが、是非、良い色に育ててください。

そして、絹糸のタッセル。

お数珠からのイメージですが、アクセサリーとして身に着けてるものですから。
少し、アレンジをいたしました。
房の中に飛ばしたのは、オールド・インドシード。
もちろん、この房も手作りです。



民族的な伝統を重んじる心と、ファッションを楽しむ心。
どちらも、大切にしたいと思います。

サイズ　：　ネックレスの長さ　約５５ｃｍ　　タッセル　約１０ｃｍ（マザーオブパールを含む）


ちなみに、ルドラクシャは１０８粒つなぎました。
日本でもお数珠として使われていますね。
チベットやヒンドゥでも、大切にされています。
シバ神が身に着けていることでも有名。
小さなサイズほど、強力なパワーを持つとも言われています。

*チベタンターコイズ*
少なくとも１００〜２００年それ以上の時代をもち、
家宝として護符として、大切に受け継がれてきました。
樹脂を浸透させるステビライドなどの加工がされていない、
ナチュラルターコイズです。
身に着けることで、深い色、美しい自然な艶は、
ますます深く、美しくなります。
採掘し、削り出すのではなく、自然な形そのままに、穴をあけ
珊瑚や瑪瑙、琥珀、真珠などと共に首飾りにしたり、
髪に飾ったりしていました。
心優しいチベット人の宝物です。

*インドシードビーズ*
インド、またその周辺に暮らす少数民族は、
細かな種のようなシードビーズを作り、身に着けています。
インドでは、タミルに伝わる婚礼用の黒いシードビーズを作る為、
南インド、パパナイドゥペトゥに小さなビーズを作る伝統が残っていました。
今は、時代の波に押され、そうした工場が無くなってきています。
残念なことだと思います。
marujyu to c で使用しているインドシードは、現地まで足を運び
厳選した仕入れをしているディーラーから、譲り受けたもの。
リアルオールド・シードビーズです。